生まれつき食べ物に制限がある娘。
みんなと一緒にパンを食べることができました!

【Yさんからのご感想/3人のお子さんのいるママ】

三番目の娘は、生まれた時から食べられないものがありました。

三女は、100万人に1人の確率で見つかる代謝異常(ガラクトース血症)を持っていました。これは、哺乳類の乳汁に多く含まれる糖質(乳糖)を食べてしまうと、体で分解することができず、授乳開始後から嘔吐・下痢・黄疸などの症状が出ます。さらに、体に溜まっていってしまうと、いずれ肝障害や白内障になってしまうというものでした。
上のお姉ちゃんたちは食べられない物もなく普通の生活をしていたので、三女を出産してすぐに先生からお話を聞いた時は驚きと不安でいっぱいでした。

それからというもの、食べ物には徹底的に注意した生活が始まりました。
三女が小さい時はまだよかったのですが、いろいろなことがわかってくる年齢になると、お姉ちゃんたちと食べているものが違ったり、保育園の給食でお友達と食べてるものが違ったり、なぜ自分だけ違うんだろう?と感じ初めていたと思います。
私が一番気にしていたことは、三女が「私はみんなと違う」「普通じゃない」と思ってしまうことでした。上のお姉ちゃんたちにも、保育園の先生にも普通に接して欲しいとお願いしていました。

きっかけは保育園のクリスマスパーティ

保育園でクリスマスパーティを開くということで、保育園側でおやつのパンを用意してくれると連絡がありました。三女にとってはこういったイベントは難関です。それでも、お友達と一緒に楽しい時間を過ごして欲しかったので、娘のパンをどうするか?という話になりました。
500円玉サイズの小さいパンを4つ、娘のためだけに「卵乳製品を使わずに1回限りですが作ってください!」と、パン屋さんに相談できるはずもなく「私が作ろうか・・」とも考えましたが、一か八かKuuh(くう)さんに相談してみることにしました。
すると、私が悩んでいた時間はなんだったの?と思うくらい、すんなり快く引き受けてくださいました。

クリスマスパーティ用の卵乳製品不使用ミニパン

大喜びの娘!でも、私が一番嬉しかったかも。

出来上がったパンを見てびっくり…!保育園のお友達が食べる予定のパンと見た目も大きさもそっくりにしてくださって、本当に感動してしまいました。保育園の先生に届けると、先生たちもびっくり!本当に卵、乳製品不使用なの!?と驚いていました。
クリスマスパーティから帰ってきた娘は、「みんなと一緒に食べられたよ!」と喜んで報告してくれました。私にとって何より嬉しい瞬間でした。
本当にありがとうございました。これからもKuuh(くう)さんのパンを通して、みんなで食べられる幸せを感じていきたいです。

娘たちの最近のお気に入りは、Kuuh(くう)さんの食パンをシュガートーストにして、飽きもせず毎日食べています(笑)。私は実は惣菜パンが好きなのですが、まだまだ娘たちのシュガートーストに付き合う日々が続きそうです。

くうさんのパンを美味しそうに食べる娘たち
感謝の気持ちを手紙で送りました